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縄文の昔より、日本人は海藻が大好きでした。四方を海に囲まれた島国に生きる日本人は太古の昔から海藻を食材として利用してきたのです。 コンブ、ワカメ、ヒジキ、ノリ、カンテン、モズク・・と世界を見渡しても、日本人ほど海藻やその加工品を毎日のように食生活に取り入れてきた民族はありません。 生命の源である海の無尽蔵ともいうべき養分を存分に吸収して育つ海藻は、私たちの素晴らしい栄養食品です。 この海藻のこんな話し・・あんな話し・・面白話し・・役に立つ話し・・うんちく話しをメールマガジン≪海藻のはなし≫に連載しています。 その一部をまとめました。ごゆっくりお読みください。 メールマガジンのお申し込みはこちらから!
(4月11日のメルマガから) ゴルフのマスターズが始まってTVに釘付けです。 どうしてなのかさっぱり意味がわかりません。。
(3月22日のメルマガから) 暴風に雨と雪。。 爆弾低気圧のせいとかで全国的な荒天なのでしょうね。 昨年の今頃はたしか、冬タイヤを夏タイヤに交換し、
そこに棲む海藻にさまざまな種類のミネラルが含まれているの
「わかめを食べると産後の肥立ちが良い」と昔からいわれて 江戸時代のはじめから西国の庶民の間では、妊娠と決まると、
緑藻のアオサ類は、アオサ科とヒトエグサ科に分類され、 沖縄名産アーサは、ヒトエグサです。 奥本光魚著「若布・鹿尾菜(ワカメ・ヒジキ)の中に
春は新物海藻の季節。当店にもぞくぞくと入荷しています。 海藻の四季では冬の海藻の代表といわれる「岩のり」 これも冬に採取され、年明けてから新物として入荷します。 ≪ホリオ剣著「魚の雑学ばなし」≫のなかに、「伊豆の岩のり」の話があります。今日はこれを紹介。
春はフノリ新物入荷の季節。 ≪村上義威著・魚貝藻記≫ にフノリのお話があります。
世界各国の食べ物を調べてみると
一部例外を除いて、海藻を食べるのは日本と韓国だけです。 [海藻を食べるなんて信じられない] [こんなビニールみたいな物、気持ち悪くて食べられない]と初めて日本食を食べるほとんどの外国人は、日本料理の中の海藻を見て驚きます。 しかし・・・・
徐福伝説というのがあります。 今から2200年前、秦の始皇帝が「東の国に不老長寿の薬あり」と徐福に命じて探しに行かせたのですが、長旅の果てに徐福がたどりついた場所が、紀伊の熊野浦だった、というものです。
今、注目を集めているモズク
「岩ノリ」というのは、波の荒い外海の岩場にはえている、アマノリなど天然ノリのことです。 一般にクロノリともいいます。また、佐渡ではユキノリ、能登地方ではボタノリ、宇和島地方で メノリ(芽海苔)とも呼びます。 特に、島根のウップルイノリや能登のものが有名です。
海苔の歴史
● わかめは日本近海の特産種 わかめは日本の沿岸ならほとんどどこにでもある、日本近海の特産海藻です。 日本以外では朝鮮半島南岸に生育しています。
中国では、 テングサを煮出してとろとろにしたものを『瓊脂』(たまあぶら) といって古くから食用にしてきました。 この製法が日本に伝わってきたのが八世紀頃です。
昆布だしの決め手はグルタミン酸 食べ物のおいしさの中心となる味は五つあります。 甘味、酸味、塩味、苦味、うま味で、それぞれの味は独立した基本的な味です。 この味とこの味を混ぜ合わせて別の味が創り出せるというものではありません。
日頃私たちが店頭で見かける昆布は、乾燥して折りたたまれ、包装されたものがほとんどです。 「乾燥して包むだけだから、そんなに手間がかからない」そんな風に思っている方も多いかもしれません。
海藻のなかで日本人にもっともなじみ深いのはコンブでしょう。
栄養・味を生かすもどし方 家庭でよく使われているわかめは、湯通し塩蔵わかめや素干しわかめなどです。 どちらも水でもどして使いますが、このときあまり長く水につけすぎないようにしましょう。 わかめに多いアルギン酸などの水溶性の食物繊維は、長く水につけておくと溶 け出してしまうからです。
なぜ沖縄に長寿の人が多いのか? 長寿というと、沖縄がよく知られます。 沖縄は100歳以上の人口比率が日本一高い県です。 その理由には気候、生活習慣、人々の結びつきが強い伝統的な風俗や県民性、 などいろいろありますが、要約すると次のようになるようです。
● お吸い物 お吸い物や汁物の味は、だし汁で決まります。 そのだし汁にも、いちばんよく合う昆布を選んで使いたいものです。 そのために、昆布からとれるだしの特徴を知っておけば便利です。
「生長したわかめの茎の下にヒダヒダ状にできたところが芽かぶです。 わかめの胞子ができるところで、それを細かくカットした物を流通商品名『めひび』いうわけです。
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