「青のり」のはなし |
(4月11日のメルマガから)
ゴルフのマスターズが始まってTVに釘付けです。
世界のトッププレーヤーのスイングを目に焼き付けて
練習場で同じようにやっているのですが、何故か私の
打ったボールはトッププレーヤーとはぜ~~んぜん違う
ところに飛んでいきます。
どうしてなのかさっぱり意味がわかりません。。
(なに言ってんだか)
与太話はそれくらいにしまして。。。
さて、今日は新発売の青のりと新物入荷の「あおさ海苔」
にちなんだ「青のり」のお話し。。。
≪宮下章著 海藻≫ に青のりのお話があります。
それをご紹介。。
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<青のりのはなし>
あおのりや浪の底まで春の色 一幹
ノリと相前後して成長するのが「青のり」で、緑藻類の代表的な
ものだが、大別して三種がある。
その一がアオノリだ。
美しい青色で、髪の毛状、紐状等があるが、筒形で中空な点が
共通している。
学名はエソテロモルファ。
ざれ歌に、
品川のそだにからんだ青のりさえも
色も香もある 好いた同士なら焼きもする
とある。
これはアオノリだけを指すものではないだろうが、歌にもある
ようにノリソダによくからむ。
また、緑色がきれいで香も高いので、あぶって粉にすると、
とろろやそばの 香味にも、せんべいや和菓子に色香を添える
にも、餅にもよい。
秀吉が食べたのり豆もこれをまぶしたものであった。
ごぼう、こんにゃくなどの精進料理に「ころも」として趣きを
添えもする。
素干し品は、ちぎって吸物、味噌汁の実、刺身の和具、佃煮等々
に用いられる。
松山地方ではなまを三杯酢にする。
これを少量入れて抄いたノリは味わいが深いものだ。
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