海ぶどうの風味と料理 |
(3月22日のメルマガから)
暴風に雨と雪。。
大荒れの津軽です。
爆弾低気圧のせいとかで全国的な荒天なのでしょうね。
昨年の今頃はたしか、冬タイヤを夏タイヤに交換し、
春待つばかりっだったと記憶していますが、タイヤ交換
なんてとんでもありません。
昨日、今日とゴルフ狂の友人らは連休はゴルフだーーっと
言っておりましたが、まさか本当に行ったわけではない
でしょうね。。と少々心配していますw
こんな寒~~い日には暖かい沖縄でも行きたいですね。
っと無理やり沖縄の話しに振って見ました。。
ということで今日は沖縄の「海ぶどう」のお話し。。。
≪奥本光魚著 若布・鹿尾菜≫ に海ぶどうのお話があります。
それをご紹介。。
----------------------------
海ぶどうの風味と料理
宮古島出身の上地ミツさん (東京・料理店「島」)と、
那覇市の伊志嶺祥恵さん(整形外科)との話をもとにお伝え
する。
海ぶどうは、宮古島や沖縄などで「ンキャフ」と言われて
いたそうだが、「覚えにくい名前なので、(海ぶどう)と
呼ばれるになった」(上地さん)という。
全体に美しいうす緑色で、透明感がある。
強い潮のかおり(マクリの匂いにも似ている)があって、
常夏の海を感じさせる。
「特別な食べ方はないですね。酢じょうゆか、酢みそにつけて
食べるのが、おいしいです」(伊志嶺さん)。
海ぶどうは、生のままではあまり日持ちしない。
塩漬けにすると、一年くらいは持つそうである。
「塩漬けにすると10分の1くらいにしぼむが、水に戻すと
もとの量にもどります」(前同)。
沖縄地方では最近、砂糖をかけて食べる人もいるそうだが、
砂糖を使わず、あの粒が口のなかでプツプツ割れるのを味わう
ところに、海ぶどうの風味があると、伊志嶺さんは言う。
「宮古島では、サケ缶の身をほぐして入れ、酢みそで食べたり
す」(上地さん)と言う。
これも美味しいとのことで、さっそくためしてみた
(あとに紹介)。
上地さんの店「島」では、海ぶどうを酢じょうゆで出している。
海の香りがたっぷりの風味ほ、泡盛のつまみにも最適と、客に
喜ばれている。
この店ではほかに、沖縄スヌイ(モズク)、
ウルゥ (ツノマタをところてん状にしたもの)、
それにシラモ、アオサ、クーブイリチー(コンプのいため煮)
など、季節の海藻が味わえる。
ちなみに、沖縄地方では、海ぼどうをたくさんたべると美人
になる、といわれているそうである。
(海ぶどう料理4種)
海ぶどうは、切らないで、そのまま洗って使う。
酢につけすぎると、プリプリした歯ざわりがとぼしくなるから、
気をつける。
●ウミブドウの二杯酢
(材料)
海ぶどう、酢、しようゆ。
(つくり方)
1)海ぶどうは冷蔵庫か砕氷で冷やす。
2)皿に酢じょうゆ(酢みそでもいい)を入れ、
これにつけて食べる。
●ウミブドウとサケ缶の酢みそ
(材料)
海ぶどう、サケの缶詰、酢、粒みそ(ムギみそがよくあう)。
(つくり方)
1)サケは、身をほぐして鉢にとり、海ぶどうをのせる。
2)みそに酢を加えて混ぜ(ドロッとなる程度)、
(1)にかける。
ショウガのしぼり汁を少量ふりかけてもいい。
●海ぶどうとイワシの二杯酢
(材料)
海ぶどう、マイワシ、塩、二杯酢(酢、しょうゆ、ショウガ
のしぼり汁少量)。
(つくり方)
1)イワシは手開きにして、糸づくりにする。
塩を加えた酢に、10分くらい浸しておく。
2)鉢にイワシとり、海ぶどうを入れ、二杯酢をかける。
●ウミブドウのワイン漬
(材料)
海ぶどう、赤ワイン、つまみ(シラス干しの二杯酢)。
(つくり方)
1)海ぶどうもワインも、すこし冷やしておく。
2)②グラスに海ぶどうブドウを少量入れ、ワインをそそぐ。
-------------------------------------
★久米島産「海ぶどう」入荷しています。
★「相馬、松川浦のあおさ海苔」新物入荷しています。
前へ戻る ≫