商品のご購入は>>
昆布製品
若布・メカブ
全国特選海藻
各地名産品
  HOME > ためになる うんちく話> 海藻食は縄文時代から> 古代の製塩法は海藻から


初めてご来店の方はココをクリック!
商品一覧ページ
FAX用注文ページ
サイトマップ
法律に基く表記
お客様の個人情報の
取扱いについて
お気に入りリンク集
お問い合わせ窓口
海外発送について
買い物カゴの中身を見る



■顧客情報を厳守します
お客様の個人情報は発送業務と、お客様のご承諾を得た当店ショップ案内メール以外には決して使用せず、絶対に第三者に提供する事はありません。
2013年04月
日祭日は発送休業です。
ご注文は通常通りです。
自動返信メールは「自動」で送信されますが、店舗からのメールは翌営業日です。

オンラインショップ
マスタークラブ正会員
古代の製塩法は海藻から

塩焼(もしおやき)

 縄文時代の古代人は、雑食ではあったが自然のまま手を加えず食べていたので 塩分は動物の臓器を食べることで充分だったようです。 弥生時代に入り、農耕が始まって米を食べるようになると、塩分が不足してくるために、製塩の必要性がでてきたのです。


 万葉集には海藻を焼いて塩をつくる藻塩焼の歌がかなりみられます。

 須磨(兵庫県)は当時の産地として名高く、須磨の海人の藻塩焼がしばしば 詠まれています。 しかし、このころは須磨に限らず他の地方でも行われていました。

 「藻塩草」(もしおぐさ)という言葉があります。 古代、塩をつくるために海藻を使いましたが、その海藻のことをいいます。

 「藻塩草には、ホンダワラやアマモが使われました。 藻塩草をとって浜辺に積み重ねます。  それに、海水を何度も上からかけては乾かします。  これを焼いて塩灰をつくり、釜に入れ、淡水を加えて、その上澄みを煮詰めてつくります。

 このとき使用する釜は口径の広い、底の浅い盆のような平釜で、初期には土器 、のちに奈良朝になって鉄釜となりました。

 海水でぬれた海藻はなかなか乾かず、また燃えにくいため、この方法は重労働 で骨の折れる仕事の割に、あまり質の良い塩が得られなかったため、平安朝にはすたれ、新しい塩田法が考案された後はその方法すら記録されていません。

 (万葉集から2首)

♪須磨の海女の塩焼衣の馴れなばか一日も君を忘れて思わん
♪志賀の海女の火気(けぶり)焼き立てて焼く塩の辛き恋をもわれはするかも


塩焼神事

 宮城県塩釜市の塩釜神社には、藻塩焼神事とよばれる行事があります。 7月4日に藻(ホンダワラ)を刈り取る藻刈神事が行われます。

 翌5日には神社の大釜を掃除し、新しい海水に入れ替える水替神事が、そして 6日には、4日に刈り取った海藻に前日の海水をかけ、煮詰めて塩をつくる、 藻塩焼神事が行われます。

この藻塩焼神事は古代の製塩法をそのまま伝えるものではありませんが、海藻 を使っての塩づくりを知るためのてがかりとなっています。

前へ戻る

HOME > ためになる うんちく話> 海藻食は縄文時代から>

このエントリーのトラックバックURL:
http://gssf.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/35
コメントを投稿する
(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)



記事を検索 


このカテゴリ最近の記事 

津軽に降る雪( 10年12月24日 )

商魂( 09年6月13日 )

高速道路の恩恵( 09年5月11日 )

JAL・お粗末さといい加減さ( 09年2月20日 )

体調不良( 09年2月 4日 )

顎が痛い( 09年1月31日 )

酔っ払いの数独( 09年1月29日 )

娘のフィアンセ( 09年1月13日 )

妻の携帯~3( 08年12月13日 )

妻の携帯~2( 08年12月13日 )

妻の携帯~1( 08年12月13日 )

我がPCよお疲れ様( 08年11月18日 )

定額給付金( 08年11月17日 )

冬支度( 08年11月14日 )

申告の頃( 08年11月 1日 )

海外宅配事情( 08年10月24日 )

居酒屋「山里」( 08年10月22日 )

とろろ昆布ダイエット( 08年10月17日 )

大掃除( 08年10月15日 )

青森県産品のセールス知事( 08年10月11日 )







携帯サイトはこちら

ショップ


情報関連


トラックバック 



運営管理:「海藻問屋」
合資会社ジーエスセレクトフーズ
〒030-0945 青森県青森市桜川3-10-1
TEL:017-743-1044 FAX:017-771-4311
mailto: info@kaisotonya.jp
URL:http://www.gscorpo.co.jp/