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レーシック手術と老眼鏡

レーシック手術をしました。
レーシックとは視力回復手術です。

それは6月のことです。

「ねっ・・ねっ・・これやろう!」
我が妻は愛読のゴルフ雑誌を眺めながら叫んだものです。

そこには・・


≪よく見えると世界が変る≫というキャッチが踊り、

≪片山晋呉プロが、レーシックによる抜群の視力を活かし、
 2006年4月30日名古屋GC和合にて行われた中日クラウンズで
 優勝しました。おめでとうございます≫

その他、タイガーウッズも。。高橋 勝成プロも中島常幸プロ
も、レーシック手術受けているのは知っています。

興味があるのはゴルフ関係だけですね。。


私は近視です。左0.15 右0.2 です。
日常生活は裸眼で過ごします。

メガネは車の運転とゴルフのときだけです。
テレビなどは小さい文字は見えませんが、別に文字を見ている
わけではありませんので、生活にそんなに不便は感じません。

しかし、我が妻は極度の乱視と少々の近視。
あとからわかったのですが、左は乱視と遠視。
右は乱視と近視。
いわゆるモノビジョンといって、遠くは左目で見て、近くは
右目で見るということをやっているとのことでした。

そのため時折深刻な頭痛に襲われ、視力矯正には前から興味が
あったのです。


し・か・も

その雑誌には、
≪6月中お申し込み、サマーキャンペーン実施中≫
と書いているではありませんか!

費用も知っているレーシック手術のやや半値以下です。

さ・ら・に

≪今なら検査も無料≫ ってことです。

キャンペーンや、無料や、ポイントに即、反応する夫婦です。


「おおっ!サマーキャンペーンに、

  検査無料ならやるっきゃない!」

と決断するのに時間はかかりませんでした^^;


折りしも、友人のジイマの中島さんとのゴルフの予定で、
茨城に行くこととなっていましたので、その帰りに西新宿
に立ち寄って、検査受けて。。と予定したものです。

何故、茨城から青森に帰る途中に新宿に立ち寄れるってこと
になるのか意味不明ではありますが、おおざっぱに考えて
北東北から関東ですから、ついでといっちゃあついでです。。


検査日当日は夕刻にクリニックへ行き、検査終了したのが
夜9時半と約4時間の検査。

そのあと瞳孔を開く点眼液のためギラギラとハレーション
を起こしたような状態で首都高に乗り、夜通しの運転で
あやうく大事故を起こしそうになったというお話は、以前
メルマガでもお話しいたしました。


検査の結果は、妻のほうはやや角膜が薄めで複雑な眼の
状況ではあるが、まず手術は大丈夫でしょう。。

私は、まったく手術には問題がなく、ツラの顔と同じで
角膜も厚く・・近視以外の症状もなく理想的な手術可能
状態とのこと。。

眼も大きいが態度もでかい。。
とまでは言われませんでしたが・・・^^;


よ~しそれならと、八百屋で大根買うがごとく、

「じゃ手術やるねっ!」と簡単に決めちゃったわけです。


手術が終わったら、青い空の下、パッティンググリーンでは
サングラスをはずし、裸眼で芝目を読む。。

今までは薄ぼんやりとしか見えなかったパッティングライン
がくっきりあざやかに見える。。

コーンとはじき出したボールはスルスルとカップに吸い込ま
れる。。

我がパットの技術を鑑みず、そんな想像をしているのです。

さて、7月30日、いよいよ手術です。

1週間前から眼の消毒用点眼をし、体調維持の為運動などは
ひかえることにしました。

術後1週間はゴルフもダメとのことで、7月27日を最後に
最低2週間はゴルフお休みです。

手術予定時間は午後3時半。
当日、新幹線で東京に向かいます。


両目で10分くらいの簡単な手術で痛みもほとんどありません。
との説明です。


まずは、手術前の再検査。

「どうですか? どこか調子の悪いところありませんか?」

「ええ。。そうですね。。
 パットの調子悪くて、最近ショートパットが決まりません」

と親父ギャグをかましちゃいましたら。。

「-----」

と無視されちゃいました。。

あわてて「いえいえ、どこも悪くありません」
と言い直しましたが、もう取り返しはつきません。

またまた。。

「-----」

と無視でした。 


親父ギャグはTPOをよく考えねばと反省です。m(_ _)m


手術前、医師の診察があり、ここでちょっと問題が起きました。

医師曰く、

「ようするに近視を治すということはですね、老眼が顕著に
 なるってことです。
 若いうちなら老眼にはなっていませんから、近視を治せば
 それでいい。。
 しかし、中高年ともなれば当然老眼になっている。。
 今は近視なので、老眼が現実的にはわからない。
 でも近視を治せば老眼鏡が必要になりますよ。。
 それでもよろしいですか?」

と問題を投げかけられました。。

さらに医師は続けます。

「ご主人は、いずれにしろさらに加齢がすすめば、このまま
 手術をしないでいたとしても、いずれは現在の近視に加え
 老眼も顕著になります。
 そうすると、必要になるのは近視用メガネと老眼鏡の両方。
 もしくは遠近両用メガネってことになります。
 そうなればたいへん面倒になりますので、レーシック手術
 が可能なうちにやっておけば、以後は老眼鏡だけで過ごせる
 ということになります。。
 
 問題は奥様です。今日手術をしたら、明日から即、老眼鏡
 ということになる可能性があります。ライフスタイルと
 してどうでしょう? それでもよろしいですか?」

との問いかけです。。

要するに、私も術後は即、老眼鏡が必要だがあんたはどうせ
もういい年なんだからいいでしょう。。

ってことで奥様はいかがですか?との質問というわけです。。

おいおい俺はいいってか・・とは思いましたが、それはさて
おき、話し合いの結果、折衷案として、やや弱めの視力回復
を目指し、主に乱視の矯正を主目的とするということで、
結論づけました。


いよいよ手術開始です。
はじめはたいしたことないって思ってましたが、だんだん
緊張してきます。

順番は私が先、妻があと。。

手術用帽子を被り、手術着を着、CR(クリーンルーム)
の手術室に向かいます。

案内の看護士は何故か私の背中に手を添えて、促します。
逃げようとしないようにでしょうか?

手術室に入って驚きました。。

そこはテレビなどで見るような重々しい風景です。
無機的は機械類に手術台。

なんと医師のほか、看護士が5名も待機です。

そのとき後悔が脳裏をかすめました。。


      「しまった・・」


あとの祭りです。

でも考えれば簡単な手術でも万全の体制を敷いてるという
ことですから、ホントは安心なのですけどね。。


手術内容はこうです。

まずマイクロケラトームという機械で角膜を薄く削り取り
フラップ(つまり蓋)を作ります。

次にそのフラップをめくり、エキシマレーザーを照射して
角膜の屈折率を変えます。

そしてめくったフラップをもとに戻します。

もちろん手作業ではありませんで、マイコン制御でやります
からフラップのずれなどはありません。

その間、片目で5分ほどの簡単手術です。。


手術台に仰向けに横たわります。
頭を固定して、眼の麻酔点眼をします。

「それでは手術開始します」と医師の声。

「眼を固定しますね」

ウィンウィンウィンと音とともに、機械が仰向けの目の前に
移動してきます。

ちょっと恐怖です。

「緑のライトが見えますか?」

ディズニーランドのスペースマウンテンではじめに上昇して
行くとき、遠くに点滅する光に向かっていくような、そんな
光景です。


「はい・・見えます。。」と、混ぜっ返しもなくいつになく
おとなしく返答する私です。

「眼に触ります」
「消毒します」
「水がかかります」
「はい暗くなりましたか?」
「暗くなったら機械が作動してフラップ作ります」

もうまな板の鯉です。

看護士の声が聞こえます。

「ごひゃくよんじゅうに」「よんひゃくじゅうご」

数字を読み上げています。

看護師の数字読み上げは気にしないで下さい。と手術前に
聞かされています。

「はいレーザー照射します」
「頭動かさないでくださいね」
「もうあと1分位で終わりますからね」

「はーい終了しました」

「次は左目です」


私は・・心の中で・・ああもう終わりにしたい。。
とそればかり念じ、緊張から何度も唾を飲み込みます。

医師に「動かないでくださいね」と注意されながらも
ようやく両目が終了しました。

終わってしまえば恐怖も消え、なんてことはありません。

しばらく安静室で休みます。

眼がゴロゴロしています。

ゆっくり休んでから、その日遠方から来た患者はクリニック
で手配した近くのホテルに宿泊です。


術後1週間は眼に物がぶつかったりするとまずいので、
防護メガネを着用です。

術後の涙目。。
そして、先に言われたとおり、老眼が顕著になって手元が
まったく見えません。

異様な防護メガネをし、フラフラと徒歩5分のホテルに向かい
晩御飯はどうするかという切実な命題につきあたり、幸運にも
ホテル隣のセブンイレブンで弁当を購入できましたが、レジで
は異様な姿の二人にやや引き気味です。。

ホテルのフロントでも同情なのか不気味なのか、険しい顔つき
でチェックイン手続きです。

なんとかたどりついたホテルの部屋で、まったく手元が見え
ない私はとうとう泣きも入ります。

弁当のおかずがよく見えません。
蒲鉾と思って口にしたのは唐揚げだったりします。

術後の涙か後悔の涙か・・顔はぐちゃぐちゃです。

テレビをつけると・・なんと鮮明に見えるではありませんか!

でも、その日はそんな感動に浸っている余裕もなく、両眼の
違和感に心は沈むのです。

時間とともに、特に左目はやや痛みもでてきました。

まだ夜の8時ですが、さっさと寝ることとします。
寝ているときに無意識に眼をこすったりしないように、
1週間は別の防護用眼帯をつけて寝ます。

これがまた異様です。

つけていればカマキリかトンボか。。
両面テープで粘着しますが、眼帯を両面テープからはずせば
白く残った両面テープがパンダです。。


眼を閉じてじっとしていれば眼の違和感もやや薄れ、そのまま
寝入ってしまったようです。

翌日目覚めは7時。。
なんと11時間も寝たのです。

目覚めておそるおそる眼を開けました。
昨夜の異物感と若干の痛みがどうなるか心配です。

それがなんと、まったく異常なし。^^

起きて1時間もすると、ほとんど違和感がなくなりました。

もういちどテレビをつけて感激です。
裸眼では見えなかった文字もくっきり。
窓を開けて外を見渡せば真夏の東京が鮮やかです。

手元の見え難さも昨夜ほどではなくなっています。

昨夜、我が妻はあまりにも嘆き悲しむ私を見。

「私がレーシックやるなんて言わなかったらそんなに悲し
 ませることがなかったのに」

と落ち込み、それをなぐさめる余裕もなかった私でしたが、
もうこれならOKね! ってなもんです。


術後の再検診では・・
「きれーいになってますね。。ぜーんぜん問題なし!」
とのお墨付きです。

クリニック帰りがけに撮影した東京です。
今までは目がねなしでは見えなかった風景は裸眼でくっきり。



さて、今日はそれから術後4日目。

眼の状態は日に日に安定し、もう防護メガネも眼帯も
いらないくらい。
それでも、妻も驚くほど医師の言いつけを守ってクスリを
きっちり飲み、防護メガネに眼帯の私です。


青森に帰った翌日には朝一番に近くのメガネ屋さんで、
とりあえずの老眼鏡購入です。

今は老眼鏡とは言わないようにしてるんですね。。


  「シニアグラス」っていうそうです。。

度数は一番弱いので十分でした。
そんな歳でもないってことですよ(笑)

1週間後には再検診で上京しまして、そのときに老眼の処方箋を
いただきます。
それをもとにフィットしたシニアグラスを作ります。

そして、近視用のサングラスを度の入ってないレンズに交換
することにしました。


でもね。。いまだにどっちが良かったんだろうって思うことが
あります。
正直言ってね。。

ライフスタイルとしてですよ。。

普段は裸眼で、やや見えにくいテレビ。
車の運転とゴルフや外出時は近視用ネガネ。 という生活。

こんどはもちろん普段は裸眼で、仕事と新聞読書は老眼鏡。
という生活。


術後、妻はほとんど老眼もなく、悩んでいた乱視はほぼ完治。
こんな生活があるとはと喜びます。

レーシック体験談では・・
術後くっきりと見える景色に感激し。。
などとありますが、私といえば、そもそも外出時は近視用
メガネをしてましたから、術後も見える景色は同じ。。
車の運転時に見える風景も同じ。
メガネしてるかしてないかだけの違い。。

しかも近視用メガネしなくとも度の入ってないサングラス
するから面倒さは同じ。。

室内では今までは裸眼で新聞、読書でしたかが今度は老眼鏡
しなくちゃならないから逆に面倒。。

と、なんだか複雑な心境です。


あとはゴルフのときにどんなに便利だろうかと。。
それだけが楽しみです。

まだゴルフはできません。
来週まで待ち遠しいなーー

それと、さらに歳経れば。。
遠近両用などという面倒がなくなるってこと。。

術後3日後から飲酒OKとのことで、夕べは3日ぶりに
ビールを流し込みました。

アルコールを待ち望んだ五臓六腑にビールが染み渡りました。

    やっぱ、夏はビールだわ!!

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コメント

私も中高年でレーシックを受けました。受けた感想はやはり???ですね。失礼かと思いますが、ご夫婦の年齢はおいくつですか?

投稿者: H | 2008年09月29日 08:19
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