海外宅配事情 |
8月にドイツに送った荷物がまだ届かない。
と、お客様から問い合わせがありました。
今は10月。
もう2ヶ月たっています。
SAL便の小型包装物で送ったものでした。
この送りは、安価で比較的早く到着しますが、
EMS(国際スピード郵便)と違い、インターネット
での追跡調査ができません。
また、紛失の保険はEMSは込みでの料金ですが、
SAL便の小型包装物は別途料金が必要です。
海外発送経験の豊富な「ジイマ」の中島店長さんは
東南アジアでは郵便窃盗が頻発しているので、
確実なEMSにしたほうが良いとアドバイスしてくれ
ました。
しかし、今回送り先はドイツですから、そんなことは
心配ありません。
郵便配達人が食べちゃった。。
などということは考えにくいのです。。
日本郵便に連絡し調査を依頼しました。
なんと、このデジタルの時代に調査は文書で郵送にて
行うとのことです。
よって、調査には1ヵ月以上かかるだろうとの
ことでした。
時代錯誤のアナログです。
待つこと数週間。
連絡は無いまま、肝心の荷物が当店に返送されて
きました。
理由を見ると。。
「届け先には、日本から荷物が届いている取りに来い。
との通知を出したが、取りに来ない。
保管期限も切れたので差出人に返送する。」
とあります。
ご本人はその通知を見落としていたらしいのです。
海外では日本の様にきめ細かな宅配サービスを
やっていないのがほとんどです。
期日指定やら時間指定。
送り状の番号から到着状況を即調べることができる。
配送先の変更は無料。
などなど、ほんとうに日本は良い国です。
さて、当のご本人は好都合にも日本に帰国されて
いました。
11月にはまた、ドイツへ出発されるそうで、荷物は
そのとき手荷物として持っていくということ。
事なきを得ました。
海外での荷物受取はこんなことがあるのです。
よくよく注意が必要です。
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