「あおさ海苔」の話しをしよう(1) |
(2月24日のメルマガから)
こんにちは!店長です。 仙台まで東北自動車道を走って行きました。
昨年の夏に購入したばかりの我が愛車、トヨタの○○。。
外気温が氷点下の5度くらいまで下がった高速走行になると
ウォッシャー液が出ない欠陥です。
パーキングエリアのたびにトイレから水を汲んでフロントを
拭き拭き。。ようやく仙台へ。。
下界へ降りると異常なし。。
帰宅してからトヨタの営業所に連絡し、点検のためにと車を
持って行きましたが、1週間以上たつのに、いまだまったく
連絡がありません。。。
どうなっちゃってるんでしょうか??
さて、当店のアイテムでは「めひび」と人気を二分する
「相馬、松川浦のあおさ海苔」新物入荷です!
店長のメルマガで何回かにわけて「あおさ海苔」のお話を
しましょう。
今日は。。
奥本光魚著「若布・鹿尾菜(ワカメ・ヒジキ)の中に
アオサ料理についての記述があります。
それをご紹介します。
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● ≪アオサの食べ方≫
アオサの食べ方も、どこでもとくにかわったものはない。
アオサをよくたべる沖縄、鹿児島、長崎、愛媛県南予あたり
でも、酢もの、みそ汁、しょうゆ汁などでたべることが多い。
酢ものとみそ汁は、アオサの風味がもっとも生きるたべ方で、
この二つだけでアオサの価値はじゅうぶんである。
食糧のとぼしかったころは、アオサはいわば「かさ増し」の
材料として、米やムギのぞうすいに入れたり、魚や野菜の汁に
たくさん加えたりされていた。
第二次世界大戦の敗戦当時は、アオサ汁で空腹をみたした人も
多かろう。
しかし、アオサのぞうすいやみそ汁は、最近ではちょっとたべ
られないほどの、健全なおふくろの味である。
酢ものとみそ汁とは、珍味ともいえる。
酒の好きな人は、燗酒にアオサを少量入れて、かおりをたのし
むのもよかろう。
以上の料理のアオサはいずれも水洗いして水けをきったもの。
なまアオサ、乾燥品のどちらでもいい。
アオサはほかにも、なます、サラダ、ダイコンおろし、酢みそ、
ぞうすい、おぞう煮、茶づけ、おにぎり、うどんやラーメン、
つくだ煮、などにもいい。
また、魚の煮つけに添えたり、つまものにあしらったりしても、
食欲をそそる。
なまアオサのみそ汁には、ムギの粒みそがもっともよくあう。
なお、アオサは色がかわるほど煮ないようにする。
★そして、こちらも春の新物。
襟裳産「特級ふのり」も新物が入荷しています。
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