宮崎カントリーの名キャディ |
2001年から開催された、LPGAツアーチャンピオン
シップ 「リコーカップ」。。
当初はハイビスカスGCで2年間行った後、2003年の
第3回からは宮崎CCで行われています。
宮崎CCのキャディ黒木さんは、2004年の大会で
不動裕里プロの帯同キャディを務め見事優勝。
以後3年間不動裕里プロの帯同キャディを務めています。
昨年、2007年の大会では大山志保プロに頼まれ、
帯同キャディを務めました。
そんな名キャディさんとは露知らず、偶然にも我らの
バッグを担いでいただきました。
聞けばこのクラブ指名NO1のキャディさんとのこと
です。
こちらが聞かなければ一切、黒木さんからのアドバイス
はありません。
それはキャディの一分であると言います。
プレーヤーが自分で考えてやっていることに口を挟む
ことはしないと言うのです。
どこかのキャディさんは、聞きもしないのに、
「フックラインです。。ここに強めに打ってください」
などと平気で言うのですから、黒木さんとは大違い
なのです。
質問したら、それはそれは明快に答えます。
グリーン上でもライン読みは見事です。
それでも時にはライン読みがわからないこともある
そうで、そんな日には仕事終了後、必ずそのホール
に行って、実際に自分でパットをしてみて確かめる
んだそうです。
我が妻が不動裕里プロの大ファンだと言うと、
それは大いに喜び、真に実力のあるプロをマスコミ
は取り上げないものだと悲しんでいました。
「プロとアマの決定的な違いはなんですか?」
と尋ねました。
「それはすべてレベルが違うんでしょうが、
一番の違いは寄せとパット!」
と明快に答えます。
「そして、プロの上と下の違いもそれ!」
と言います。
「私より体力のない女子プロが飛ぶのは何故?」
と聞きますと。。
「ミート率。」と答え、
「失礼ながらお客様はスィングに問題があるのでは
なく、クラブのしなりをうまく使っていない」
とアドバイスされました。
次のホールから。。そうか。。しなりか。。
と意識して振りますと、20ヤードは距離が伸びました。
驚きです。
「でも、この上を目指すなら寄せとパットをいっぱい
練習なさってください」
とのことでした。^^;
ハーフターンでは、「今日は午後から志保ちゃんが
練習に見えてるかも知れませんよ。
よろしかったらご紹介いたしましょうか?」
との嬉しい言葉。
志保ちゃんとは大山志保プロのことです。
「もちろんお願いします」と飛びつきましたら、
ほんとうにパッティンググリーンで大山プロが
練習してるではありませんか。
「志保ちゃんこんにちは」と黒木さんが声をかけ、
「青森から見えたお客様、志保ちゃんのファンです
ので、写真一緒にいい?」
と言っていただき、一緒に写真をパチリ。
そして私のパターカバーにサインを貰いました。
「黒木さん、最高のキャディさんでしょ」と大山プロ
パター名人のお守りです^^
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