まずは新幹線5時間の旅の疲れをアルコールで癒し、早々に
寝ることとしました。

朝起きればなんと。。大雨。。

今日はあの片山晋吾のツアーコーチ「谷将貴」プロの
レッスンです。

ある意味では明日の本戦よりこちらのほうが目的です。

午前はショートコースでのラウンドレッスン１２名。
午後は打席でのスウィングレッスン１８名。

両方参加申し込みしました。

しかし、当日は関東に台風接近で大雨。
ショートコースでのラウンドレッスンは中止となり、
打席でのスウィングレッスンに変更となりました。

午後も打席でのスウィングレッスンですから、
どうしようかと思いましたが、この際両方参加する
こととしました。

私は谷将貴のスウィング理論が好きです。
雑誌ではよく読みますしDVDも持ってます。

さて、いよいよ谷将貴コーチと対面です。
画像や映像で見るよりいい感じ。
オーラーを感じます。
明るく気さくな雰囲気です。

まず数回７番アイアンで打ってみてと言われ、緊張し
ながらも見事にドローがかかったいい球筋が150ヤード
やや手前に落ちました。

「う～むなるほど。。
　かなりキャリアありますね」

との感想です。

さすがアマチュア27,000人をコーチしたというだけに
なかなか褒め上手です。

「19世紀のスウィングですね」

おっと褒められたわけではなかったのですね(^^ゞ

「パーシモン時代からおやりのようで、
　その時代のスウィングです。
　今は貴方のようにクラブの開閉はしません。
　そこを直しましょう。」

さらに私のスウィングを驚異的な眼力で見極め・・

「テークバックであと５度かぶせて」
「人差し指がラウンド後半の曲がりの原因」

などなど、いくら遅い私のスウィングといっても
瞬間にパッと判断します。

「いやーすごいですね。。
　指摘したところをすぐ直せる方はそういませんよ。
　運動神経抜群ですね。
　驚きました。」

とベタ褒めしたあと・

「自分のものにできるまで２ヶ月がまんしてください。
　２ヵ月後には２クラブ分は余計に飛ぶようになりますし
　曲がらなくなります」

「あっ、それと今日からスウィング改造にかかりますから
　明日のラウンドの結果はあきらめてね（笑）」

と実に見事なレッスンです。

我が妻の番です。

「悩みは？」

「アイアンが番手通りに飛びません
　７番と９番が同じです」

　と言いますと。。

「それはそうでしょう。。
　７番のロフトが開いて９番と同じになってます。
　もっと番手なりのロフトで打てば直ります」

とセットを直して打ってみるとなんと20ヤードも
距離が伸びるではありませんか。。

ドライバーも打ってみました。

「ほほーー飛びますね。。
　これなら旦那さんをオーバードライブ
　することもあるんじゃない？」

と褒められた我が妻はもう一度打てば見事に
スライスしてぜんぜん飛びません。。

「ねっ。。確かに潜在的には飛ばせる能力はありますよ。
　わざとに褒めたんですが、そうすると力が入って
　飛びませんでしょう。。
　そこが貴女の問題点。
　力を抜けば飛びます。
　僕の言ったとおり練習したら２ヶ月であと20ヤード
　伸びます。
　責任持ちます。。
　もし伸びなかったら僕のスタジオに来てね（笑）」

ひとり３０分以上の熱心なレッスンに感激しました。

我ら二人はその後ＴＶクルーに呼び止められ、
今日のレッスンについてのインタビューを
受けました。

その模様は、ゴルフネットワーク11月17日に放送
されますので、どうぞご覧下さいね。
（カットされてなければ）

　　　　　　　　　（つづく）