正露丸犬? |
愛犬シェルティーは6歳のメス犬です。
尿漏れがひどくなりました。
おしっこした後、残尿があるのか、ポタッポタッと
落として行きます。
数日様子見ましたが、治る気配がないので獣医に
診ていただきました。
診立ては「膀胱炎」とのことです。
ストレスが原因ではないかとのことでした。
我が愛犬は、外に出ません。
ずーーっと家の中にいます。
ええ。。散歩も行かないのです。
連れて行くのが面倒なわけではありません。
臆病で臆病で、外に出るとブルブルガタガタと震えて
います。
ですから、外には出ないのです。
家の中では、桃太郎の犬よろしく、我が妻の後を
トコトコとついて歩きます。
外を歩けない、車に乗れないと情けない犬ですから、
我らが買い物などで外出するときは、当然留守番です。
最近、我がスタッフの女性が妊娠し、安定期に入る
まで、長期休暇になりました。
そのため、我が妻の出番となり、住居から離れる
ことが多くなりました。
そして、ゴルフシーズンともなれば外出もいきおい
多くなるのです。
我が愛犬は、そんな環境の変化に戸惑い、寂しさと
見捨てられたのではという不安感から、ストレスが
たまったのです。
人間もその病気の大半はストレスから来ると言われ
ます。
野生を失った家庭犬も、飼い主と自分との群れの中で
生活をしています。
それが一人ぽっちにされると悲しくてやりきれないの
です。
膀胱炎もそのストレスが原因なのです。
クスリを処方していただきました。
「1週間飲んで治らなければ、
また来院してください」
とのことでした。
その日の夕ご飯からクスリも一緒に飲ませます。
すると
なんと、一発快癒です。
そもそも、生まれてこのかた病気など一度もしたことの
ない、優良犬です。
食欲が細ったことすらありません。
クスリなんぞ今回初めてです。
生まれてはじめてのクスリは効き目抜群なのでした。。
未開地の原住民は、クスリを飲んだことがないので、
ちょっとした病気なら「正露丸」で全部治る。
という話を聞いたことがあります。
その伝でいけば、我が愛犬のクスリも原住民の「正露丸」
のようです。
そういえば。。
我が妻も。。
ギリギリまで我慢して、クスリを飲めば一発快癒!
愛犬と、我が妻。
これからは「正露丸コンビ」とでも名づけようかと
思います。
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