トイレへ行ったが命取り |
大阪の伊丹空港へ向かいます。
空港近くのホテルに1泊して、翌日早朝に宮崎へ
行くためです。
その日は朝から雪模様。
18時40分発伊丹行きは運行中止ではありませんが、
青森空港の搭乗手続きでは。。。
「出発が定刻より遅くなることが予想されます」
とのこと。
まぁ、今日中に伊丹に着けばいいことで、問題なしと
しました。
待つことやや1時間、案の定、定刻より大幅に遅れても
なんとか飛行機は出発。。
「あーー 本日はご搭乗まことに有難うございます。
機長の○○です。当機は青森空港を定刻より1時間
遅れで出発いたしましたが、目的地の伊丹空港は
着陸制限時間に間に合わないおそれがあります。
その場合は関西国際空港に着陸地を変更する場合も
ありますのでご了承下さい」
などといっております。
う~む「かんくう」は行ったことないし、この際、
そうなったらそうなったで「かんくう」見物もできるし
まっ・・いいか。。
と気楽です。
「ガガガーーー あー 機長の○○です。
さきほどお知らせしたとおり、伊丹空港から着陸の
許可が得られませんので、当機は関西国際空港に
行き先を変更いたします。 ご了承下さい」
とアナウンスがあり、やはり「かんくう」に向かうことと
なりました。
「なお、関西国際空港から伊丹空港までの交通は
地上係員が説明いたします」
とのことで、一応機内の冊子で所要時間を確認すると
直行リムジンがあり、約80分とあります。
けっこう遠いですがやむを得ません。
「かんくう」には21時15分に到着です。
地上係員は搭乗客に各々金2000円づつ手渡し、伊丹への
リムジンバスを利用下さい。と言います。
出口へ向かう途中で。。
「トイレ行くかな?」と思い、でもいいかな?
とも思い
ましたが、今、用はなくともこれから80分バスに乗るわけで
「やっぱり行っておこう」と思いました。
トイレの用を済ませ、出口の係員に。。
「リムジンバスの乗り場はどこ?」と尋ねました。
「ここを真っ直ぐ行きまして、階段を降りるとバス乗り場が
あります。 次の発車は21時30分。その次は22時30分。
1時間おきです。」
「なにっ!!
21時30分ーーーっ! 」
あと2分しかないではありませんか。
妻と顔を見合わせた瞬間、二人は猛ダッシュです。
階段は左と右に二つ。
ままよと左の階段を選択。
バスレーンには各方面へのバスがヅラーッと並んでます。
「い・いたみ 行きの
バスはどこ???」
走りながら係員に尋ねると、なんと反対方向を指差します。
「あ"~~~
階段の選択を間違ったーーー」
また反対方面に走ります。
見つけました! 伊丹行きリムジン!
あと30メートル!! ・・・・
ってところで、無情にもそのリムジンは発車してしまいました。
私たちの目の前を通り過ぎるリムジンに手を振って、
「おーい
乗せてくれーーっ!」
と叫んでも、運転手は見えない振りして通り過ぎてしまいました。
あーあのときトイレさえ行かなければ。。
トイレ行ったが命取りでした。
JRに乗り、大阪駅から阪急に乗り継ぎ、ようやく伊丹空港近くの
ホテルにたどり着いたら、もう12時近くでした。
ところで、なぜ、この話が「ゴルフ三昧」のカテゴリなのか?
それは次のお話です。。。
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