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早くも新物・磯のり

 (11月30日のメールマガジンから)

 こんにちは! 店長です。
 所要で宮崎まで行ってまいりました。

 小雪混じりの青森とは別世界で、着いてから半袖を買っちゃい
 ました。。

 青森からの直行便はありませんので、前日には羽田のホテルに
 前泊し、帰る日も羽田に後泊しての旅程でした。


 どこのホテルでも「ボジョレヌーボー」を宣伝しています。
 ワインの新酒のシーズンです。

 ヌーボーについてのブログ見つけました。


 -------

 「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日は、11月第3木曜日。
 国産のワインも新種が出始めています。

 ワインの出来具合は、原料のブドウの出来具合で決まると
 いわれます。
 良いブドウが出来る決め手は「土壌」と「気象条件」です。
 まずは水はけの良い土地であること。
 日中の暑さと夜の涼しさ、豊富な日照時間、そして雨が少ない
 ことです。
 雨が少なく猛暑の夏は、糖度の高いブドウが育ち、好条件となる
 わけです。

 収穫期の雨は、せっかくのブドウに傷をつけたり、水っぽくします
 から、この時期の栽培農家は空模様とにらめっこの毎日です。

 その年にだけしか味わえない新酒ワイン、
 独特のフルーティーさがある新酒ワイン、
 今年の出来映えはあなた御自身で確かめてみてください。

 ---------------------


 とのことです。。。

 新物といえば、冬の海藻の代表。「磯のり」

 早くも新物が入荷してまいりました。
 今年のものは、味、香りともたいへん良質です。

 昨年までは「岩のり」と言ってましたが、その筋より、
 岩だけではなく網にも付着する海藻だから、「岩のり」って
 言っちゃあいけない。。

 とお達しがあったものです。
 厳しくご公儀は目を光らせているのですよ。。


 「岩のり」ってのは通称ですからね。。
 そこまで言わなくっても。。と思う私ではありますが、
 おーっとご公儀に歯向かうつもりはございません。。

   -------------------------------------------------
    まずはお得意様だけに限定特価でご提供いたします。
 
         今年の新物をお試し下さい。。
   -------------------------------------------------

 長々と失礼しました。


 末尾には「岩のり」おっと・・「磯のり」のうんちくもご紹介
 してますよ^^


 

 ★
▼早くも新物入荷です~「磯のり」お得意様だけの限定販売!
  http://www.gscorpo.co.jp/iwanori2.html
   
         ~ 12月11日17時まで ~

  (このページでのご購入のみ割引となります。
   他のページからのご購入は割引となりません。
   ご注意下さい)

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□今日のうんちく(コラム) ≪岩ノリ≫
  http://www.gscorpo.co.jp/iwanori2.html
====================================================================

 
 明治22年の町村制度施行までは井田村といい、伊豆韮山代官支配で徳川
 幕府の天領だった静岡県田方郡戸田村の井田部落。

 毎年旧暦の1月4日に海の“口明け”があると、老若男女だれでもいいの
 ですが、部落内に土地を所有する世帯から各一名が、ビク、ザル、布袋、
 海苔をかくカイと称する道具を持って磯に入ります。

 旧暦1月4日といえば伊豆といえども厳冬の最中で寒いものです。この日
 は大潮で、しかも海はおだやかな日が多いとされていて、採取された海苔
 は、部落全体で処分され等分に分配されます。

 その後は部落の人に限って自由に海に入り、採取してよいことになります
 が、他の部落の者が取ることは許されません。

 しかし、実際に他の部落の“盗採”はしばしばあったようで隣村との紛争
 の種でした。

 井田村の隣の戸田部落の者が、たびたび禁を破り「御謝書」なるものを差
 し出しています。

 たいていは、犯人は女性、それも年輩の人が多いのは、当時も海苔は値も
 よく、その割には簡単な道具で軽労働といった事もあったのでしょう。

 そのころの岩ノリの乾製品は海水で干してあり、そのままでも塩味があり
 食べられます。5枚を1束として、韮山代官江川太郎左衛門に納入されて
 いました。

 ただし、海塩水で乾した海苔は保存期間が長くないという欠点もあって、
 江戸時代でも古い旧式のやり方でした。

 井田村の海苔は、多分ゴロタ石に附着する「岩ノリ」や「ハンバノリ」で
 あったでしょうが、当時としても、かなり貴重品であったことが、たびた
 びの盗採事件によって証明されています。

 平成の世になっても、岩ノリは普通の養殖ノリの数倍はします。
 伊豆では『岩ノリ』佃煮を各地の土産物屋で名物として販売していますが、
 大半は養殖ノリがその中身です。

∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


                  ではまた次号で・・ (^^)/~~

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